駅前出張サイエンスカフェat柏の葉2011
2011年12月号 [第45号]新領域創成科学研究科特集
[PDF] [新領域創成科学研究科] [特別企画]
柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(以下、KSEL)は、新領域創成科学研究科の大学院生が中心となって活動している団体です。柏の葉地域で、周辺の高校と連携しながら科学の魅力を発信することを通して、地域活性化を目指しています。その活動の一環として、柏オープンキャンパスと連動したサイエンスカフェが開催されました。
10月22日土曜日、柏の葉キャンパス駅前のUDCKで、オープンキャンパス終了後の17時半から開催されたサイエンスカフェは、70名以上のお客さんで賑わっていました。そのほとんどが柏の葉キャンパス駅周辺に住む地域の方で、去年からのリピーターもたくさんいらしていました。
このサイエンスカフェは5つのブースに分かれており、参加者はそこから前半と後半で1つずつ、合計2つのブースを選んで活動できます。小学生に人気だったのは紙飛行機を作るブースとロボットを見られるブースで、自分で作った紙飛行機を飛ばす子供たちの笑顔が印象的でした。
一方で、大人たちは、飛行機の材料や歩く時の加速度、衣食住といった身近な科学を考えるブースに集まって、議論を繰り広げていました。また、高校生が講師を担当するブースもありました。
KSELは近隣の高校と連携しているのが特徴で、今回のようにサイエンスカフェを一緒に運営したり、高校生と一緒に小学生向けの科学講座を開いたりしています。
このような地域貢献活動が認められ、平成22年度の新領域創成科学研究科長賞を受賞しました。今後もクリスマスに向けて音楽と科学をつなぐイベントなどを企画しています。
柏の葉地域にお越しの際はぜひKSELのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
KSELのページ
(レポーター 大嶽晴佳)
2011年12月号 [第45号]新領域創成科学研究科特集
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